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ダイバーシティと人材育成

基本的な考え方

人権を尊重し、多様性を積極的に活かした事業を行います。全ての従業員が能力を最大限に発揮できる職場環境づくりを目指します。

【2015年度の実績】

●女性管理職比率:10.4%

人権の尊重

人権の尊重

当社は、企業行動原理を実践するために常に遵守しなければならない基準である「私たちの行動規範」において、『人権の尊重、差別・セクシャルハラスメントの禁止』を掲げ、人権を尊重し、信条、宗教、年齢、性別、出身、心身の障害などに基づく差別を行ってはいけない、そしてそのような差別を許してはいけないことを定めています。また、人権の尊重に関しては、憲法、労働基準法、世界人権宣言などで定める全ての基本的人権を含み、ILO(国際労働機関)の国際労働基準に定められた均等雇用、強制労働や児童労働の禁止、結社の自由、労働交渉権の保証などに関わる人権も含まれています。また、人権を尊重する職場環境づくりのため、2015年度には社内イントラネットを利用して「暴力や暴言だけではないパワハラについて考える」をテーマとした掲示を行ったほか、全社員を対象とするテーマ研修として「男女雇用機会均等法令の見直しとセクシャルハラスメント」をテーマに各部で意見交換を行いました。

女性活躍の推進

女性社員向けセミナー

女性社員向けセミナー

当社は、社員それぞれの能力・適性・個性に合わせた仕事を基本とし、一人ひとりが生き生きと能力を最大限に発揮することにより、結果として少ない人員で付加価値の高い事業を営むことを目指しています。このためには、男性・女性を問わない機会の提供や登用が不可欠であり、特に女性のキャリア開発に向けた取り組みを強化しています。
女性が生き生きと働くことができる環境を整備するため、女性活躍推進プロジェクトチームを立ち上げ、各回のテーマに沿って議論しています。
2015年度には、経済産業省が実施するダイバーシティ経営企業100選、なでしこ銘柄への応募と選定、内閣府及び日本経団連と提携した「理工チャレンジ(リコチャレ)」のイベント開催などを中心に活動を行いました。11月には取締役の小林による、「ダイバーシティ促進、キャリアアップに関する今後の展望」というテーマで講演会を開催し、女性社員を中心に多くの男性社員も参加し意見交換会を行いました。また、年に1度、女性活躍推進プロジェクトチームと経営層とのミーティングを実施し、女性社員の意見を直接伝える機会を持っています。

女性活躍推進法に基づく行動計画の策定

女性従業員が仕事と子育てを両立させることができ、また様々な部署で能力発揮・キャリア形成ができるよう策定しました。


「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づき行動計画策定を行った結果、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況等が優良な企業であるとして厚生労働大臣の認定(えるぼし)の最高ランクを取得しました。




VOICE

堀 紘子

ヒューリック株式会社
アセットソリューション部
堀 紘子

女性活躍推進プロジェクトメンバーとして

女性活躍推進プロジェクトでは、キャリア開発・ワークライフバランス等のテーマに関し、ディスカッションや、制度の拡充検討、講演会の企画等を実施しています。
制度や環境の充実は、会社から社員に対する「仮に育児や介護休暇等を取得したとしても復帰を期待している」「復帰後の更なるキャリアアップを前提に若手社員を育成する」等の、ポジティブなメッセージであり、このメッセージは社員にとっては心強く、キャリアデザインの基盤になり得ると感じています。 当社の産休・育休取得、復帰者数は年々増加しており、私もその一人です。制度や周囲の支援に多々助けていただいています。
今後は自らの経験も活かし、社員がいかなるライフステージにおいても仕事のやりがいを感じ、最大限に能力を発揮できる職場環境の整備に貢献していきたいと思います。



「ダイバーシティ経営企業100選」「平成27年度なでしこ銘柄」を受賞

女性の活躍推進や社員のキャリア・スキルアップ等の観点から、社内組織体制の変革、優秀な人材を採用するための体制整備、働きやすい環境整備と福利厚生の充実化などの取り組みを行っています。特に女性が出産・子育てをしながら活躍することを推進するべく、トップクラスの次世代育成支援制度(育児支援制度・事業所内保育所等)の構築に努めてきました。これらの活動が評価され、「ダイバーシティ経営企業100選」の受賞及び「平成27年度なでしこ銘柄」へ選定されました。

多様な人材の雇用

当社では、日本経済団体連合会の「採用選考に関する企業の倫理憲章の共同宣言」に参加しており、倫理憲章の趣旨に則り、積極的に新卒採用を行っています。新卒採用に当たっては、経歴、男女の区別なく、能力を基準に広く多様な人材の確保に努めています。
また、次世代育成支援施策を充実させ、女性従業員の登用も積極的に努めた結果、女性従業員の役職者比率も増加しています。なお、新しく策定した長期計画「10年後のヒューリック(2014-2023)」では、女性の活躍できる企業を目指し、2020年の女性管理職比率20%とすることを目標に掲げています。
今後はこれまでの取り組みと合わせ、一級建築士、不動産鑑定士、弁護士、公認会計士、税理士といった専門知識をもったプロフェッショナルの登用にも力を入れていきます。


障がい者雇用

JHEP認証マーク

「ヒューリック杉並オフィス」は、今年で8周年目を迎えました。2015年6月時点の障がい者雇用率は連結ベースで2.31%*(単体ベースで7.36%*)です。現在、障がいのある従業員11名、指導育成経験を有する指導スタッフ、管理責任者が勤務しています。ダイレクトメールの発送などの業務を主に行っています。また人事総務部と月に1度のミーティングを行い一体運営を実践しています。
障がい者の率先雇用、及びその能力開発への積極的な取り組みから2010年9月に「東京都障害者雇用優良企業」に登録されました。また、2013年には、厚生労働省が直轄する高齢・障害・求職者雇用支援機構より、「障害者雇用優良事業所(機構理事長賞)」を受賞しました。今後とも障がいのある方々が、働くことを通じて生きがいを感じられるような職場の整備に努めていきます。
※対象の子会社は、関係子会社の認定を受けた会社です。

障がい者雇用

高齢者雇用制度

当社は、改正された高齢者雇用安定法に基づき、継続雇用制度を導入しています。これは、定年に達した社員のうち、再雇用契約を希望する社員を65才まで再雇用する制度です。2010年に再雇用制度を見直し、再雇用者にも時差出勤や半日休暇の制度を導入し、ほぼ現役社員並みの休暇・欠勤制度を利用できる環境を整備しました。豊富な知識、経験を持った社員と若手社員との交流により、様々な知識・ノウハウが継承されていくことを期待しています。

ジョブ・リターン制度

当社は、結婚、出産・育児、ご家族の介護等の事情でやむなく退職した従業員を、退職後5年以内は退職時の処遇条件で再び雇用する「ジョブ・リターン制度」を導入しています。この制度は、「次世代育成支援対策推進法」の目指す「仕事と子育ての両立」を支援し、専門知識・経験が豊富な人材の確保を目指しています。

多様な従業員間のコミュニケーション促進

当社は、少数精鋭体制を維持しているため、従業員同士の距離、そして経営トップと現場担当者の距離が近いという特徴があります。
全社的な動きは、毎月社長から発信される「社長メッセージ」を通じ、全従業員へ伝達されます。これによって、他部署が今何をしているのかを把握することができ、部の壁を越えた横のコミュニケーションが図られています。
また、月に1度の「トップセミナー」や半年に1度の「社長アンケート」があります。トップセミナーとは40歳以下の社員を対象とし、毎月各所属部別や世代別などで設定された約10名のメンバーと社長による懇親会です。
社長アンケートは、従業員全員が社長に直接意見することができる機会で、所定の用紙に従業員が意見を記載し、ポストに投函、これらの意見に対して、社長から回答が発信されるというものです。

人材育成に対する考え方

当社の一人あたりの経常利益は約3億円となります。これは、上場企業中トップクラスです。これは少数精鋭のプロフェッショナル集団だからこそ可能な数字ともいえます。現在、当社には弁護士、公認会計士に加え、不動産鑑定士、一級建築士等専門性をもつ社員が多数在籍しています。さらに専門性を高めるため、社員には30歳までに2つ資格を取得することを奨励し、そのための費用は会社が全額負担することとしています。


研修制度の充実

VOICE

森田 翔

ヒューリック株式会社
シニアビジネス開発部
森田 翔

海外視察制度を利用して

高齢者住宅の投資及び開発に携わる中で、他国の事例、その中でも米国の高齢者住宅に興味を持ちました。米国は民間での高齢者住宅の運営が最も進んでおり、特にCCRC(Continuing Care Retirement Community)という健康時から介護時まで継続的なケアや生活支援サービスを提供する高齢者コミュニティが発展しています。近年では日本版CCRCの構想が立ち上がるなど国内でも注目を集めています。
今回はワシントンD.C.を中心に8施設を視察しました。70,000坪の広大な敷地の中で運営される施設や、オフィス街に近接した都市型の施設など多種多様な施設が運営されており、その運営手法についても興味深いものでした。
また、大手運営事業者であるErickson Living社のJohn Erickson代表とお会いする機会もあり、マーケットや今後の展望についてお伺いできた事も貴重な経験となりました。
今回の視察で得た知見を活かし、高齢者住宅のプロフェッショナルとして3K分野を成長させていきたいと考えています。



受講者満足度測定

ヒューリックでは、研修内容の改善のために、英会話教室、新卒~3年次研修の受講者を対象にアンケート調査を実施しています。毎回、各研修終了後に、研修内容や講師満足度などに対する5点満点評価のほか、改善案についての意見を寄せてもらいます。また、集まった受講者の声を活かして研修内容の改善にも努めています。

一人あたり平均研修費用の推移(単体)

当社の一人あたりの平均研修費用は毎年20万円を超えています。

年度 2011 2012 2013 2014 2015
全額 213,690円 227,108円 217,788円 282,484円 208,913円

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