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特集01 メガソーラー事業への取り組み [福島県双葉郡広野町太陽光発電所の事例]

ヒューリックは社会的課題の解決に積極的に取り組んでいきます。

メガソーラー事業に取り組む背景

環境問題が深刻化する中、当社は3Kビジネスの一つである環境経営への取り組みを強化し、社会的要請に応えるべく、福島県双葉郡広野町においてメガソーラー施設(大規模太陽光発電所)に投資し、太陽光発電事業に参入しました。更に、これを通じて東日本大震災の復興支援につなげることを目指しています。

当社の取り組みの概要 東京電力福島第一原発の南約25 キロメートルの距離にある福島県双葉郡広野町の採石場跡地に、ヒューリック及びヒューリックビルマネジメント併せて総額約12 億円の投資を行い、事業敷地面積約11,500 坪(37,950㎡)、導入発電能力約2,300kW の太陽光発電所を取得しました。
太陽光発電所は、2014年上期の第一期998kWの系統連携を皮切りに、順次電力会社の送電網との設備連携を開始します。発電所の内のヒューリックが所有する部分については、発電した電力を東京都中央区に所在するヒューリック本社ビルにて、自社利用を行う予定です。



グループ会社との連携 福島に建設予定の発電所のうち、約4割をヒューリックで投資し、発電量はヒューリック本社ビルで使用する消費電力に充当することで、本社ビルの使用電力を間接的に概ねゼロにする取り組みを開始しました。また、残りの約6割をグループ会社であるヒューリックビルマネジメントが投資し、売電事業を行います。

事業の目的1 再生可能エネルギーの利用による温暖化対策

太陽光発電所で発電した電力を、特定規模電気事業者を介して売買を行い、本社ビルで使用する仕組により、間接的に使用エネルギー概ねゼロ化(間接的ZEB化)を目指す取り組みを始めました。

ZEBとは Zero Energy Buildingの略で、「建築物における一次エネルギー消費量を、建築物・設備の省エネ性能の向上や、オンサイトでの再生可能エネルギーの活用等により削減し、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又は、概ねゼロとなる建築物」のことです。

ヒューリック本社ビルは自然採光・自然換気などの省エネ技術を導入した省エネ性能が高いビルのため、一般的なビルのエネルギー使用量に対して、約40%エネルギー使用量を削減することができています。残り60%の必要エネルギーの内、再生可能エネルギーを30%活用していますので、ZEB化に近いビルとなります。

事業の目的2 売電事業、メンテナンス事業面

本事業は、20年間のメンテナンス費用等がセットとなっており、グループ会社であるヒューリックビルマネジメントにおいて、事業での売電収入を得るほか、付帯ビジネスとしてのメンテナンス事業の知識・ノウハウを獲得し、新規事業として参入・拡大することを推進します。

運営のポイント

  • 発電量の見える化システム/インターネット上で発電量やCO2削減量を随時確認でき、webカメラにて24時間設備の状況を映像で確認することが可能です。
  • 遠隔監視システム/遠隔での機器の運転や停止操作、電圧制御等のパラメータの設定操作を行うことが可能なため、有事の際は速やかな対応が可能です。
  • 植栽/地表に植物、周囲に低木を植樹することで、周辺との自然の調和を図るだけでなく、発電量の保持、地盤強化、CO2排出量削減等の効果をもたらします。

売電事業イメージ
[売電事業イメージ]

事業の目的3 東日本大震災復興に向けて

東日本大震災後の福島県での発電所の所有・運営により、土地を有効活用し、地域経済に貢献することや、工事やメンテナンスに係る業務を地元企業に委託することで雇用を創出する、といった復興支援へも積極的に取り組んでいます。この発電所の開発工事は、地元の土木・建設会社に協力していただいています。また、完成後の設備の運営についても、地元雇用にすることによって、持続的・長期的な地元経済の活性化につながることを目標としています。


VOICE

和泉 芳典

ヒューリック株式会社
アセット
ソリューション部
特命案件専任 主任
和泉 芳典

メガソーラー事業プロジェクトに参加して

今回のメガソーラー事業には、プロジェクト担当としてスケジュールのマネジメントから契約手続きまでプロジェクト全体に関わりました。10月に協力事業者であるアドバンスからの提案を受領し、年内に契約を締結するというスケジュール的にも厳しく、また、ヒューリック初の試みでもあるため、非常にハードな仕事でしたが、環境負荷軽減や復興支援という社会貢献度の高いプロジェクトなので、大きなやりがいを感じながら取り組むことができました。2014年度の発電所稼働開始、そして本社での電力利用と今後プロジェクトは佳境を迎えますが、CSRを大切にするヒューリックの企業姿勢を具現化するプロジェクトだと考えているため、精一杯取り組んでいきたいと思っています。

CSRレポート2014 掲載



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